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2021年7月28日

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太陽光パネルの廃棄はどうなる?太陽光発電設備も循環型社会へ【HEC通信vol.18】

こんにちは!株式会社堀内電気のメルマガ担当です!
初めましての方はよろしくお願い致します!

うだるような暑さが続いていますね。
エアコンの効いた部屋にいても脱水症状になるのだとか・・・
水分をしっかり取って、体調には十分お気を付けください。


さて今回は、『太陽光パネルの廃棄』についてのお話です。

毎日コツコツと電気を創ってくれている太陽光発電ですが、
一体どのくらいで寿命がくるのでしょう?

太陽光パネルの寿命
一般的には20年〜30年とされています。

寿命がきて役目を終えたパネルや、
破損してしまったパネルは廃棄となるわけですが、
太陽光パネルは産業廃棄物というゴミの種類に分類されます。

産業廃棄物は、
排出事業者の責任適切な処分をしなければなりません。

太陽光発電設置を行うと同時に
将来必ず来る廃棄についても考えておく必要があります。

太陽光発電設備は、
固定買取価格制度(FIT)の導入とともに急激に設置が増えました。
それに伴い、2030年代から寿命を迎える太陽光パネルも増え始め、
廃棄も急増すると言われています!!


(出典)環境省HP「太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けたガイドライン(第一版)」

2030年代後半には
年間約50万〜80万トンの太陽光パネルが排出される見通しで、
産業廃棄物の6%にも及ぶと試算されています。

モノには必ず寿命がありますので
避けては通れない廃棄ですが・・・この廃棄パネル、
現在では埋立処分が中心なのです。

太陽光パネルの約60%はガラスで構成されています。
さらにアルミや金属なども含まれています。

これらの資源があまりリサイクルされず廃棄されているとなると
もったいない気がしますよね・・・

そんな中、福岡県で
廃棄された太陽光パネルのリサイクルを推進するため、
インターネットを活用し
効率的に廃棄パネルを回収するシステムを開発した
という記事が出ていました。

なんとこのシステム全国初なのだそうです!!

※クリックすると拡大して読めます。

(出典)2021年7月9日 西日本新聞記事

【システムの仕組み】

廃棄パネルの保管場所・量をネット上で関係業者が共有

収集運搬業者が最適なルートで回収

リサイクル業者へ

という流れで運搬コストを削減しつつ
業務を効率化できる仕組みとなっているそうです。

仕組みが確立されていなかった
太陽光パネルのリサイクル、
循環型社会の第一歩として進みだしています!

循環型社会、3Rというワードは
耳にされたことはあるのではないでしょうか?

◆廃棄物等発生を抑制する(Reduce)◆
◆再使用・リサイクルを行い廃棄量を削減する(Reuse)◆
◆限りある資源を有効に循環利用する(Recycle)◆

循環型社会を推進することで
SDGs達成へにも近づいていくはずです!

まさに
「つくる責任 つかう責任」です。

まずは私たち一企業一企業で意識を高め

資源を大切にする心を持っていきたいですね(^^)

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それではまた次回のメルマガもお楽しみに♪

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