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2024年10月3日

メルマガ

出力抑制の救世主⁈ 太陽光併設型蓄電池の仕組みについて【HEC通信vol.84】

こんにちは!株式会社堀内電気のメルマガ担当です!
初めましての方はよろしくお願いいたします!

あっという間に10月ですね💦
福岡では少しずつ秋らしい日も出てきました🍂
風邪などひかないように気を付けたいですね💦

さて、今回のメルマガは
「太陽光併設型蓄電池の仕組み」についてです!

以前のメルマガでは系統用蓄電池についてご紹介しました。
系統用蓄電池とは、送電線につないだ蓄電池のことを言いますが、
太陽光発電設備に併設した蓄電池は
太陽光併設型蓄電池と呼ばれています。

☟☟ 過去のメルマガはこちらからご覧いただけます♪ ☟☟

系統用蓄電池とは?再エネ電力を有効活用!【HEC通信vol.79】

そして先日、弊社は「令和5年度補正予算
再生可能エネルギー電源併設型蓄電池導入支援事業費補助金」の
単年度事業の第1回目の公募採択事業者として採択を受けました。

※ 画像クリックでホームページへ移動できます ※

この補助金は再生可能エネルギー発電の最大限の活用の促進を図るとともに、
再生可能エネルギーの自立的な導入拡大を進め、
安定的かつ適切なエネルギー需給構造の構築を図ることを目的としています。
(ホームページより抜粋)

この補助を受けて、弊社で運営している太陽光発電所に
蓄電池を設置します。
また、この太陽光発電所は現在FIT認定を受けていますが、
FIP認定に変更し、蓄電池と併用して稼働していくことになります。

蓄電池導入のきっかけは、ずばり出力抑制です。
太陽光発電所をお持ちの皆様も、
一度は頭を悩ませたことがあるかと思います。

特に太陽光発電が多い九州エリアでは増加傾向で、
今後も続く見込みと言われています。

蓄電池を併設することで、
・出力抑制が行われていない時には売電
・出力抑制が行われるときには電気を蓄電池へ溜める
というかたちで、発電した電気を
無駄にすることなく使える可能性が

ぐっと高まります!


※ クリックで拡大できます ※

さらに、FITからFIPへ変更することで、
出力抑制時に蓄電池に溜めた電気を
電気卸売市場(JEPX)で売電できるようになります。
FIP制度を利用して売電することでプレミアム価格もつきますし、
市場価格が上昇傾向にある夕方以降に売電すれば、
電気を高く売る事もできて、電気も無駄なく使えて、一石二鳥ですね♪

☟ FIPについては過去のメルマガもご覧ください♪ ☟

FIP制度の仕組みって?詳細解説!【HEC通信vol.34】

もちろん、いいことばかりではありません💦
FIPに変更することで問題になってくるのが
「需給調整」です。

需給調整とは...
電気の需要(消費量)と供給(発電量)を同時同量に調整することです。
電気の性質上、需要量と供給量が一致していないと
きちんと電気を供給することができなくなってしまいます。

FITからFIPへ変更すると、発電事業者は
電気の売り先を自分で探さなければなりません。
先ほどの例で言うと、売り先はJEPXということになりますね。
そして、電力広域的運営推進機関
発電量と消費量の計画を報告する必要があるのですが、
どちらも天候や周辺環境に大きく左右されますので、
この予想がすごく難しいのです…。
ですので、弊社ではアグリゲーターという
専門の業者に需給調整を委託することにしています。

そして、この蓄電池の運用において肝となるのが、
エネルギーマネジメントシステム(EMS)
バッテリーマネジメントシステム(BMS)です。

EMSは、管理範囲内の電力管理を行い、
電力の効率的に利用するためのシステムです。
アグリゲーターはこのEMSに指示を送り、
発電設備・蓄電池設備の制御を行っています。
例えるなら、人間の脳のような役割ですね!

BMSは、リチウムイオンなどの充電型電池の
安全・効率的な制御を行うシステムです。
具体的には過充電・過放電を防いだり、
電池残量を算出するなどの働きをしています。
過充電が電池にあまりいい影響がないことは
スマートフォンで知っている方も多いと思いますが、
蓄電池でも同じことが言えるのです。

簡単な図にするとこんな感じになります。

※ クリックで拡大できます ※

EMSとBMSがどちらも効率的な働きをすることで、
太陽光発電、蓄電池のどちらも
理想的な働きができるようになる、ということですね!

出力抑制がかかるようなタイミングで
発電した電気を蓄電池に溜めることが出来れば、
系統への負担を減らすことにも繋がります

今回の太陽光併設型蓄電池事業の実績を基に、
今後は出力抑制でお悩みのお客様のお役に立てれば、と
考えております!

出力制御にお悩みの方はぜひ一度ご相談ください♪

太陽光発電設備・メンテナンス・電気工事のご相談は
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それでは次回のメルマガもお楽しみに♪

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