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2025年3月19日

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意外と知らない? ~電気の単位~ Part1【HEC通信vol.95】


こんにちは!株式会社堀内電気のメルマガ担当です!
初めましての方はよろしくお願いいたします!

今年も早いもので3月半ば・・・
三寒四温を繰り返し、着実に春の足音が近づいていますね🌸

今回は、
最近ちょっと難しい話題が多かったので
初心に立ち返って電気の基礎たる
電気の単位⚡について
ご紹介していきたいと思います!

みなさんは、電気の単位と言われて
どのようなものを思いつくでしょうか??
電気の単位にはA(アンペア)、Ⅴ(ボルト)、W(ワット)
Wh(ワットアワー)、Ω(オーム)等々ありますが、
今回は、
A(アンペア)Ⅴ(ボルト)W(ワット)
Wh(ワットアワー)
について紹介していきます♪ 

電化製品やブレーカーなどにアンペアやワットなどの表示がありますが
それらを理解しようとするとピンと来ない方も多いのではないかと思います。
ですので、電気と性質が似ている水に例えてご説明します!
タンクに貯めた水が管を通って外に出ていき、
バケツに貯まっていく様子を電気に置き換えてみると以下のようになります。
 
〇流れている水=電流/A(アンペア)
〇流れようとする水の力=電圧/V(ボルト)
〇出口から出てくる水の勢い=電力/W(ワット)
〇1時間で流れた水量=電力量/Wh(ワットアワー)
〇水の流れを妨げるもの=抵抗/Ω(オーム)
 となります(^^)/


電力量
を求めるには・・・

電力量(Wh)電力(W)× 時間(h)
となります。

ちなみに、単位の由来は・・・
フランスの電気学者アンドレ・マリ・アンペールさんからとって電流をアンペア
電池🔋を発明したイタリアの物理学者の
アレッサンドロ・ボルタさんからとって電圧をボルト
スコットランドの発明家ジェームズ・ワットさんからとって電力をワット
オームの法則を発見したドイツの物理学者の
ゲオルク・ジーモン・オームさんからとって抵抗をオーム
というように名付けられています💡

以上の単位を詳しくご説明します。

まずは A(アンペア)からご説明します。
アンペアは数字が大きくなるほど、たくさんの電気を流すことができます⚡
そして、電気が流れることで、身の回りの様々な電化製品が動きます。
照明が点いたり、エアコンが稼働し快適な温度を保つことができたりするのも
電気が流れているからです。
みなさんのお宅にもブレーカーが設置されているかと思いますが、
ブレーカー本体に契約アンペア数が書かれている場合があります。
これはアンペアブレーカー(ACL)と呼ばれ
契約アンペア数を超えた電気が流れると電気の供給を遮断する装置です。
ブレーカーの色によって
契約アンペア数がわかるようになっている場合があります(^^)/
電力会社によって色の違いは多少ありますが、九州電力管内はこちらです↓↓

ちなみに近年ではアンペアブレーカーがなく、
その機能を備えたスマートメーターに替わってきて、
漏電ブレーカー安全ブレーカーのみの分電盤が主流になりつつあります。
ですので、最近新しく家を建てた方は、
アンペアブレーカー無しの分電盤になっているかもしれませんので
一度確認してみてはいかがでしょうか🔍

↓↓我が家のアンペアブレーカーは緑色なので30Aです↓↓
   

例えば、多くの電化製品を一度にたくさん使うご家庭で、
契約アンペア数が少ない場合は、
頻繁にブレーカーが落ちてしまい、とても不便です(>_<)
ですので、各家庭では電気の使用量に見合ったアンペア数
電力会社との契約が不可欠です💡

次にV(ボルト)です。 
電圧が高いと強い電気が流れて、電圧が低いと弱い電気が流れます⚡
電化製品には適切な電圧が必要になります。
電圧が高すぎると、製品が壊れてしまったり
低すぎると製品を動かすことができなくなったりします😢 
日本では、一般家庭の電圧は基本的には100Vなので
日本で使われているほとんど電化製品は100Vの電圧で
正常に動くように設計されています📺

次に W(ワット)です。
電力を流れる水の勢いに例えると、500mlであれば勢いよく流れ、
10mlではちょろちょろ流れる水のことを示します。
電力は「使った電気の量」ではなく
「どのくらい電気を消費するか」の数字のことです。
ワットの種類には、
kW(キロワット)
MW(メガワット)
GW(ギガワット)
などがあります💡

それぞれ、
1kW=1000W
1MW=1000kW
1GW=1000MW
となります(^^♪

電力を求めるには・・・
電力(W)= 電圧(V)× 電流(A)
となります。

次にWh(ワットアワー)です。
水に例えると、流した水をバケツに貯めた総量が電力量です。
つまり、「どれくらい電気を使ったか」を表しています。

電力量を求めるには・・・
電力量(Wh)=電力(W)× 時間(h)
となります。

例えば、
電力消費が600Wの電化製品を1時間使用した場合
600(W) × 1(h) = 600 Wh 
となります。
3時間使用した場合は、
600(W) × 3(h)= 1800 Wh
となります。

これまではWhを説明しましたが、
電気料金の明細書などをご覧いただくとお気づきになるかもしれませんが、
電力量の表記はkWh(キロワットアワー)が用いられています。
1kW=1000Wだということは電力のところで説明しました。
ですので、一般的な表記にすると
600(W)÷1000 × 1(h) = 0.6 kWh
となります。
3時間であれば、
600(W)÷1000 × 3(h) = 1.8 kWh
となります。

電力量の求め方が分かれば、ご家庭でどの電化製品が
一番電力を消費するか分かりますね(^^♪

例えば、
一定時間、電力の異なる照明器具を使うと仮定します。
100Wの照明を2時間使う場合、
100(W) × 2時間 = 200Wh (0.2kWh)
となります。
60Wの照明を2時間使う場合、
60(W) × 2時間 = 120Wh (0.12kWh)
となります。
この2種類の照明を同じ時間使う場合、
100Wの照明よりも60Wの照明の方が
消費電力を抑えられることが分かります💡

最後にΩ(オーム)ですが、
電気には空気抵抗摩擦抵抗などと同じように
電気抵抗というものが存在します。
この電気抵抗の影響で、
流れてきた電気を100%使えるわけではありません(>_<)

抵抗については、長くなりますので
またの機会にご紹介させていただきますm(__)m

いかがでしたでしょうか。
ご紹介した電気の単位を正しく理解し、賢く節電して
快適なエコライフを送ってみてはいかがでしょうか💡

今号は電気の単位についてのご紹介でした⚡

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