こんにちは!株式会社堀内電気のメルマガ担当です! 初めましての方はよろしくお願い致します!
あっという間に3月突入! もう間もなく、新年度が始まります★
さて今回は、2022年4月から始まる FIP制度についてお話していきたいと思います!
「FIP制度って聞くけど、詳しくは分からない・・」 という方、多いのではないでしょうか?
FIP制度とは、 Feed-in Premiumの略称で 再エネ発電者が卸電力取引市場などで売電した時に、 その売電価格に対して一定のプレミアム価格を 上乗せする制度のことです。
FIP制度が導入される目的には次のようなことが挙げられます。
① 再エネ電源の自立化 脱炭素社会の実現のためには、再エネ導入の普及は不可欠です。 火力発電など他電源と同様に 電力市場で取引できるよう 再エネ電源も主力電源として自立化を促すために FIP制度が導入されます。
② 再エネ賦課金の負担軽減 現在のFIT(固定価格買取制度)の買取価格は 全ての電気利用者から「再エネ賦課金」として徴収されています。 この負担が年々増加しているのがFITの課題であり、 再エネ賦課金の負担軽減を目的としています。 今回のFIP制度では、プレミアム(補助額)が付くため、 再エネ賦課金の軽減にはなりませんが、 再エネ電源が自立化とともに再エネ賦課金の負担軽減へと繋がりますので、 その前段階というところでしょう。
◆ FIT制度とFIP制度の違い ◆
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FITの場合、買取価格は市場と連動しません。 あらかじめ定められた価格で10年間、または20年間買い取るよう、 電力会社に義務付けられています。 2022年度の50〜250kW未満の設備であれば10円/kWですね。 つまり、いつ発電しても同じ買取単価で買い取ってもらえます。
FIP制度の場合は、 市場価格に伴って買取価格が変動しますが、 そこにプレミアム(補助額)が上乗せされるため、 市場価格より高い買取価格で買い取ってもらえます。
簡単に言うと、買取価格が 固定であるか(FIT)、変動であるか(FIP)の違いです。
FITとFIPの違いは分かったけど 「プレミアムって具体的には何?」 「実際どのように算出されるの?」 という疑問も出てきますよね!
プレミアム価格がどのように算出されるかというと、 FIT単価のようにあらかじめ定められた金額から 市場取引などで発電事業者が期待できる 収入分の参照価格を差し引いて算出されます。
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参照価格は市場価格に連動するため、 1か月単位で見直しが行われます。
したがって、プレミアム価格も変動するわけですね!
FIP制度が変動買取価格であるのはこのためです!
プレミアム価格算出のカギとなってくる参照価格は、
卸電力市場の価格に連動して算定された価格 +非化石価値取引市場の価格に連動して算定された価格 ーバランシングコスト
によって決まります。
掘り下げていくと奥が深いFIP制度・・・。 どんどん知りたくなりませんか?(^^)
詳しくは、経済産業省資源エネルギー庁の詳細をチェックしてみてください★ ↓ ↓ ↓
次回も引続き、FIP制度について 詳しくお話していこうと思います♪
それでは次回のメルマガもお楽しみに♪
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