こんにちは！株式会社堀内電気のメルマガ担当です！
初めましての方はよろしくお願い致します！

もう10月ですね！
今年もあっという間にあと3ヶ月となりました！

さて今回はEV充電器についてお話ししたいと思います。
国が2030年までに30万口のEV充電器（高出力タイプ）を整備する
目標を掲げているのをご存知でしょうか？

EVが普及しつつある昨今ですが、
ガソリンスタンドに比べるとまだまだ充電箇所の整備も少なく、
EVご購入を躊躇されている方も少なくないはず・・・

どこに行っても充電ができるよう
EV充電器が増えればEV導入検討の幅も広がりますよね♪

EV充電器といっても実はいろいろあります。

EV充電器は大きく分けて
「普通充電器」と「急速充電器」に分けられます。

◆普通充電器と急速充電器の違い◆

普通充電器は、
交流電圧（100Vや200V）をそのままEVへ供給し、
一定の速度で充電する仕組みとなっています。
住宅などに便利なコンセントや壁付けタイプ、
マンションなど向けのポールタイプがあります。
充電器の出力は3〜6kWが一般的です。
小型で出力が小さいため充電速度はゆっくりです。

急速充電器は
直流電圧にてEVへ供給し、
満充電に近づくにつれて充電速度が落ちる仕組みとなっています。
10〜150kWほどの中型〜大型タイプがあります。
高速道路のサービスエリアなどに、設置されていて見覚えがありますよね！
大出力タイプになると充電口が2口（ふたくち）になっているものもあります。
大電力でパワーがあるため、充電速度は速いです。

▼クリックで拡大▼

実際に普通充電器、急速充電器を使用したイメージを見てみましょう★
今回は日産リーフ（40kWhバッテリータイプ）を
例にあげます。
　

普通充電器／急速充電器の対応出力が違うので注意が必要です。
リーフの充電対応出力は、
普通充電　最大3kW
急速充電　最大50kW
です。車種、型式などによって違いますのでご注意を！

電池残量10％から100％近くまで充電するとなると、
普通充電器（3kW出力）で充電した場合、
約12時間かかります。
日中使用し、帰宅後〜次の日の朝まで充電するという
生活スタイルの中では不便さは感じないでしょう。

急速充電器の場合は少し違ってきます。
国内の急速充電器のほとんどは原則1回30分までと決められています。
これを前提に、同様のリーフが
急速充電器（50kW出力）でMAX30分間充電した場合、
20〜25kWhの充電が可能という目安になるでしょう。
容量40kWhバッテリーですから
急速充電器で満充電に近づけるには、
残量が半分以下になったころ充電する
という目安ですね。

ただ、出力制御や電気のロスもあり、
一概には言えないため目安としてお考えください。

◆普通充電器と急速充電器のメリットデメリット◆

1番の特徴としては、
容量の違いによる充電速度だと思いますが、他にも色々あります！

【普通充電器のメリット】
◉小型でコンパクト、設置場所を考慮しやすい
◉シンプルな構造で、導入費用が抑えられる
◉ゆっくり充電するため車のバッテリーへの負担が少ない

【普通充電器のデメリット】
▲出力が小さいので充電に時間がかかる

【急速充電器のメリット】
◉出力が大きいので充電時間が圧倒的に短い

【急速充電器のデメリット】
▲導入費用が高い
▲中型〜大型になるため設置スペースに注意が必要
▲急速で充電するため車のバッテリーへの負担がかかりやすい

それぞれメリットデメリットがありますが、
使用シーンや場所に合わせたEV充電器があることで
有効的に活用できます★

先に述べましたように、
国としてもEV、EV充電器の導入を推し進めています。
高出力で複数の充電口を持つ充電器を広めるため、
2030年までに30万口を整備する目標を掲げています。

現在急速充電器の平均出力は40kW程度です。
これを倍の80kWに引き上げることや、
時間あたりではなく充電した電力量に応じた従量課金制度を
2025年までに導入する方針とのことです。

これらは10月にも指針を固める見込みのようです。

SDGs達成への貢献のためにも
EVやEV充電器の導入をご検討されませんか？

堀内電気ではご提案から工事まで行っております★

ご興味のある方はぜひご相談ください♪

それでは次回のメルマガもお楽しみに♪